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民泊 at 大磯

ギャラリーデータ



 
kalokalohouse
月夜の食卓
9/20-10/1


手で作るものはどうしても有機的な形になります。
その丸みや素朴さは、どこか生きもののよう。
だからこそ心から寛げる雰囲気を広げてくれるのですね。
食事にまつわるテーブル周りは、忙しい日常で自分に帰る大切なひととき。
友のいる賑やかな晩も、静かな独りの晩も素敵に。
木の仕事は堀宏治さんに、吹きガラスは詫摩まりさんに、金工は月日工藝さんにお願いしました。
使い勝手の良い器を揃えました。家で過ごす夜の多くなる秋の始まりにぜひご高覧ください。



鎌倉で木工の作品を製作している堀宏冶さんの、ボウルやプレート。
漆をかけていないように見えるさらっとした木地の食器ですが、オイルをしみこませているのでパスタやサラダを盛りつけても大丈夫。洗ってきちんと乾かしてしまってください。
木の色のコントラストが美しい長方形のプレートには、自分ののために和菓子やおむすびをのせたい。
木の食器は、大事に使うと育ちます。その時間ごと、シンプルなご馳走になると思いますよ。

搬入日は中秋の名月。展示を終えて帰って行った堀さんがひょいっと戻ってきて「月が!大きい!」とにっこりして、また楽しそうに帰って行ったのが素敵でした。





真鍮でアクセサリーやプレートを製作している月日工藝の瀬戸清香さんも、今回は食卓周りのものを集めてくれました。
平たい真鍮のさじ。持ち手が長くて、調理にも、取り分けにも活躍。
光がやわらかな真鍮は、土鍋で湯気を上げるやわらかなお豆腐に寄り添いそうです。
真鍮の針金を折り曲げて作ったハンガーは、コーヒー用のペーパーフィルターの居場所です。さりげなくて、使いやすい。

中庭の樹にも、満月と三日月のモビールがひらり、きらり。
槌目がお月様のクレーターのようで、やわらかなサンキャッチャーになっています。


■月日工藝



ガラスはひんやりと冷たくて硬いはずなのに、詫摩まりさんの作品はなんだかとろんとして、ぽってりして、植物のような、動物のような気配を感じます。

ぶち模様の苔玉の器。「アワさんだね」「うん、アワさんだ」と、カロカロのスタッフ犬に似ていると話題になったり。
くるくる渦巻きの持ち手のマグやピッチャーは、透き通ったシダ植物の芽のようです。カーブと渦巻きが、透明の飴のようで飽きず見入ってしまいました。

丸とも三角ともつかないゆるんとしたカーブのボウルは、小鉢サイズとサラダボウルサイズ。ほのかなアクセントが映って、影も美しい。
あたたかみを感じるガラスです。

■詫摩まりさんの前回の展示

(榑林加奈子)